過去旅*神戸から

またリアル旅できるといいな

*港町の歴史を歩く地図*旧居留地・南京町周辺①

ポートアイランド大橋から 


神戸震災復興記念公園


震災15年の節目となる2010年1月17日に、JR貨物神戸港駅跡地に開園。
「みなとのもり公園」の愛称どおり、緑あふれる憩いの場となっている。
震災で倒壊した建物の部材を展示する「語り継ぎ広場」を備え、震災の教訓を後世に伝える役割も期待されている。


日本で一番短い国道


フラワーロードと国道2号線の交差点から神戸税関までの国道174号は、全長187メートルと日本一短い国道。
1952年に国道になったときは三宮交差点を北端とする940メートルだったが、その後国道2号線のルートが海側に変更になったため、約1/5の長さとなった。


日本近代洋服発祥の地の碑


日本で最初の洋服店がオープンしたのは1869年。
英国人カベルが居留地16番で創業した。
以後、居留地界隈では洋服店が相次いで登場、明治ハイカラファッションの発信地となる。
これを記念して、東遊園地内にスーツの型紙をモチーフにしたモニュメントが設置された。


東遊園地


1875年に「内外国人公園」として始まり、ラグビーやクリケットなどの試合が開催された。
1922年から東遊園地の名で呼ばれる。
かつて外国人スポーツクラブ「KR&AC」(神戸レガッタアンドアスレチッククラブ)のクラブハウスが置かれていた。


A.C.シムの記念碑


居留地消防隊の隊長を務め、外国人スポーツクラブ「KR&AC」の創業者でもある英国人・シムの記念碑。
居留地18番にあったシム商会が、1885年に発売した日本最初のラムネは爆発的なヒット商品に。
以降、界隈では「18番」がラムネの代名詞となった。
                
撮影:2015年6月21日