*港町の歴史を歩く地図*みなと元町・メリケンパーク・ハーバーランド③
望楼(モザイク中央屋根)
モザイク中央部で存在感を見せる、タワーのような建物は、1914年に建造された歴史ある建造物。
神戸に入港する船の監視台として使用され、モザイクオープンの際に移築された。
このほかにも、モザイク内外には、港にかかわる歴史スポットが点在する。
愛の郵便ポスト
ハーバーランドは、恋人たちがロマンチックに愛を語り、プロポーズするのにふさわしい場所として「恋人の聖地」に認定されている。
高浜岸壁(コンチェルト乗船場前)にある「愛の郵便ポスト」は、記念撮影スポットとして人気。
実際に手紙を投函することもできる。
旧神戸港信号所
1921年に今の新港第4突堤に建設された高さ46.3mの信号所。
当時は内部に手動エレベーターを備え、「東洋一の信号所」として脚光を浴びた。
1992年に現在の場所に移設。
ポールには「KOBE」と「UW(安全な航海を祈る)」の旗が掲げられている。
煉瓦倉庫
1890年代後半に建造された赤煉瓦の倉庫は、港に到着した貨物の置き場としてフル稼働した。
現在は、海側に木製の遊歩道「ハーバーウォーク」が整備され、潮の香りと港町の風情を満喫できるスポットになっている。
撮影ポイントとしても人気。
エルヴィス・プレスリー像
没後30年以上経った今も、世界的なスターであり続けるエルヴィス・プレスリー。
もともと東京・原宿に置かれていた銅像が、09年8月に神戸ハーバーランドへ移転し北東を向いて立つ。
除幕式にはファンである小泉元首相や湯川れい子氏などが駆けつけ、話題を集めた。
はね橋
通称”はねっこ”として親しまれている はね橋。
高さ11m、全長19m、幅員3mの平行四辺形式跳開橋は、オランダをはじめヨーロッパで多く見られるのと同じスタイル。
夜のなると、イルミネーションでライトアップされ、港のムードを一段と盛り上げる。
ユーモアディスプレイ
ハーバーウォークやはね橋広場から見える、青い作業着に明るい黄色のヘルメット。
補修作業かと思えばさにあらず。
思わず笑顔になるリアルな等身大フィギュアは、1991年のハーバーランド街開き以来、まちの名脇役として親しまれている。
◯の中がフィギュアなのですが、見えるでしょうか?
湊川神社
南北朝時代の湊川の戦いで戦死した楠木正成をまつる神社。
1872年に創建。
「楠公さん」として市民に親しまれている。
明治初期にあった「神戸オリーブ園」から移植された大きなオリーブの木があり、日本最古のオリーブの木のひとつとされている。
撮影:2015年6月21日
<追記>
写真がなかったため、記載できませんでした。
神戸ガス燈通り
ハーバーランドのメインストリート「神戸ガス燈通り」では、計115基のガス燈が350mにわたって幻想的な炎を灯す。
セーラーキャップや花びらなど、多彩なデザインも必見。
夜間には通り沿いのけやき並木がライトアップされ、人気の高い観光スポットとなっている。
撮影:2020年12月1日