*雲雀ケ丘花屋敷~川西能勢口*大正ロマンの街②
幼稚園の角を北へ、
(奥に 宝塚造形芸術大学が見えます)
安国寺の
先にある階段を上がります。
『万年坂の地蔵石仏』
『古墳を後に北へとると、正面の山に宝塚造形芸術大学のモダンな建物が見えてきます。
安国寺の前方右手の細い階段を上がると目の前に石仏が現れます。
この石仏は鎌倉時代後期の作品で兵庫県下に十数例しかない磨崖仏の一つで、花崗岩の自然石の下部に蓮華座を彫り、その上にレリーフした地蔵立像を彫り出しています。』
左へ、坂道を上っていきます。
宝塚造形芸術大学
長尾台小学校
長尾台のバス停を過ぎて、ここから先は川西市。
この周辺(満願寺町)は、川西市の飛び地。
周囲は宝塚市です。
満願寺バス停を北へ行くと『満願寺』があります。
『バス停を歩いて山間の住宅街を進むとやがて満願寺に着きます。
奈良時代に聖武天皇の勅願によって聖道上人が創建したと伝えられています。
多田源氏の祈祷所として栄えたところです。
旧奥の院には、源頼光の四天王の一人で大江山で酒呑童子を退治した、幼名金太郎、坂田金時のお墓があります。
明治40年頃、このお寺の近くに温泉が発見され、花屋敷温泉と呼ばれ、後に開通した阪急電鉄の前身、箕面有馬電気軌道の駅名になり、駅周辺がその名で呼ばれるようになったといいます。
花屋敷駅から花屋敷温泉まで日本初のトロリーバスがいまのバス道を走っていたそうです。』
『 』内 文章は当時のまま記載のため、今のものと異なります。
坂田金時のお墓です。
つづきます。
撮影:2011年12月4日