*南千里*緑のベルト地帯➀
地図は 最近のものなので、歩いたコースと異なる場合があります。
駅名や建物名などは 当時のまま記載します。
『 』内 文章も当時のまま記載のため、今のものと異なります。
南千里駅を
北へ
『牛ヶ首池』
『阪急電車が南千里の駅を出て、北へ走りはじめると、すぐトンネルに入ります。
このトンネルの上が千里南公園です。
公園に入ると牛ケ首池の水面が目に心地よく飛びこんできます。
池の周囲にはジョギングができる園路がつくられています。
池の西側の園路を歩いて行くとカリヨンの塔があり、その先の花壇は、季節によって絵柄が変わる花のカンバスです。
園内のあちこちには、桜の木、梅、つつじ、また水仙の花などがあり、他の樹木とともに四季折々の花や緑を楽しむことができます。』
カリヨンの塔
花壇
『千里石ぶみの丘』
『千里南公園内の円型芝生広場を右へ入ると、モニュメントや歌碑が並ぶ園路、千里石ぶみの丘があります。
歌碑は昭和57年(1982)から62年(1987)までに「千里石ぶみの丘を創る会」によって寄贈されたものです。
歌碑は、万葉集、弘法大師から松尾芭蕉、小林一茶、さらに、与謝野晶子、下村非文ほか14基あります。
歌碑の文字のほとんどは作者の真筆が刻まれていて、拓本づくりも自由にできます。
もと来た園路を円型芝生広場へもどり、阪急電鉄の線路沿いを北東へ向かいます。』
広場の一画には健康器具が置いてあり、自由に使えます。
あやめ橋を渡って
千里高校の前を
通ります。
山田西公園に入ります。
『高町池』
『千里高校の脇を抜けると竹林と緑の樹々が続くグリーンベルト地帯になります。
千里ニュータウンができるまでは、南千里のあたりは竹薮のうっそうとした丘陵地で、昼なお暗い谷間があり、地獄谷と呼ばれるところがあったそうです。
そして、江戸の昔には「吹田くわい」と呼ばれた、くわいの名産地で、その名産を毎年、京都御所へ献上していたそうです。
三菱商事寮の角を左へ、グリーンベルトを一度出て、山田西公園へ入ると静かな水面が美しい高町池があります。』
つづきます。
撮影:2012年6月17日