過去旅*神戸から

またリアル旅できるといいな

*松尾~上桂*静けさに過去を見る①

地図は 最近のものなので、歩いたコースと異なる場合があります。
駅名や建物名などは 当時のまま記載します。
『 』内 文章も当時のまま記載のため、今のものと異なります。


松尾駅(現 松尾大社駅 2013年12月改称)を西へ出ます。


鳥居の奥に


『松尾大社』


『松尾駅を降りると、高さが14mもある、巨大な朱塗りの鳥居が目に飛び込んできます。
松尾大社は駅の西側。
山手のほうへ歩いてすぐのところにあります。
ここは京都最古のお社のひとつに数えられ、平安時代には、京都の北の地域を支配した賀茂氏の氏神である。
下鴨・上賀茂両神社とともに、玉城鎮護の神と崇拝されていました。
本殿は松尾造りと呼ばれるもので、男神像二体、女神像一体ともに重要文化財です。
また、重森三玲氏による松風苑は「磐座の庭」「曲水の庭」「蓬莱の庭」の三つからなるもので、いずれも自由に見学することができます。
この神社がある西山一帯は名水の里として有名で、既に室町時代には酒の神様として敬われていたそうです。
境内奥の「亀の井」の水は延命長寿の誉れも高く、醸造の際にこの水を加えると酒が腐らないといわれ、多くの酒造業者から厚い信仰を集めています』


はめ絵看板


松風苑


東海道自然歩道を南へ進みます。


『月読(つきよみ)神社』


『松尾大社から山沿いの道を南へ月読神社。
ここは松尾大社の境外摂社にあたり、伊邪那岐命の子の月読尊がまつられています。
とくに古代京都の神祇信仰や渡来文化を考えるうえで重要な意味を持っており、秦氏が関わった可能性も高いといわれています。 
また、この神社は安産の神様としても知られ、境内には月延石と呼ばれる安産石が置かれています。
これは、神功皇后が新羅への出廷時に祈願し、その帰還後、無事に応神天皇を出産された故事にちなむものです。』


向かいに公園


その先に 西光寺


つづきます。


撮影:2013年1月20日