*相楽園*②
このガス燈は、明治7年 神戸の外国人居留地に外人らの手によって建てられたもので、燈柱基台に英京ロンドンの銘があり、わが国では最も古いものに属する貴重な街燈である。
今回の復原に際しては、大阪瓦斯株式会社の協力を得た
昭和38年10月1日
看板より
旧小寺家厩舎
小寺謙吉氏が河合浩蔵氏に設計を依頼、明治43年頃に建築した厩舎です。
円型の塔屋・急勾配の屋根や屋根窓・豊富な切妻飾り(きりつまかざり)など、変化に富んだ意匠で飾られています。
広場に面して北側1階には馬車を入れる車庫、2階には厩務員のための宿舎、東側は高い吹抜けの天井をもつ馬房があります。
(昭和45年6月17日 重文指定)
相楽園会館
池泉回遊式庭園
船屋形
江戸時代、姫路藩主が河川での遊覧に使っていた「川御座船(かわござぶね)」の屋形部分だけが陸上げされたものです。
建造年代は、1682~1704年の間と推定されます。
昭和55年に保存のため移築されました。
木造2階建、切妻造桧皮葺(きりつまづくりひわだぶき)で内部は1階2階とも3室に分かれていて、前方より「床机の間」「上段の間」「次の間」となっています。
木部は内外とも全てを春慶塗(しゅんけいぬり)と黒漆塗に塗分け、長押(なげし)や垂木(たるき)の先には金箔を施した飾り金具を打つなど非常に華麗で繊細な造りとなっています。
現存する川御座船としては、国内で唯一のものです。
(昭和28年8月29日 重文指定)
東屋
浣心亭
芝生広場
お団子の販売(期間限定)もあります。
白松
次は、「神戸北野美術館」です。