*水の科学博物館*①
「水の科学博物館の建物は、神戸地方裁判所などの設計も手がけた河合浩蔵によるもので、『奥平野浄水場旧急速ろ過場上屋』(1917年築)を保存活用したものです。
平成元年の神戸市制100周年と平成2年の水道給水開始90周年を記念して『水の科学博物館』としてオープンして以来、ドイツルネッサンス風で重厚かつ優美な外観で皆さまに親しまれています。
日本建築学会から保存要請を受けるなど、価値の高い建物です。」
裏外観
普段は立入禁止区間のため 見られないのですが、この日は施設内スタンプラリーと浄水場案内ツアーがあったため、浄水場施設を巡ることができました。
浄水場
奥平野浄水場は、急速ろ過方式により、約3時間で飲める水になります。
浄水の仕組みは、
着水井 → 凝集沈殿 → オゾン処理 → 活性炭処理 → ろ過 → 浄水池 → 各市へ
調整池
2棟あるのですが、震災などの災害時に対応するために 異素材で造られています。
鋼製(左)とPC製(右)
管理センター
テレメーター室
被災管などの展示
トンネル監査杭に続く坂道を上ります。
高層ポンプ室上から見下ろすと、浄水場施設と神戸の街が一望できます。
監査杭内部へ
奥平野第2接合井まで かなり歩きます。
曲がってからも さらに奥へ進みます。
※2020年9月末日休館(閉館)
つづきます