過去旅*神戸から

またリアル旅できるといいな

*芦屋市立美術博物館*

芦屋市立美術博物館



平成3年に芦屋市制施行50周年記念事業として建設


館内 撮影禁止


敷地内には、小出樽重のアトリエが復元されています。


「1926(大正15)年2月、小出樽重は、大阪から兵庫県武庫郡精道村芦屋字平田392番地(現在の芦屋市川西町15番9号)に移り住み、ヨーロッパ旅行以来の念願であった西洋風の環境での生活が実現した。
その翌年5月、建築家笹川愼一(1887~1937)の設計でアトリエを新築、樽重はこのアトリエで裸婦、静物など数多くの名作を発表した。
また、ここで画塾を開き後進の育成に力を入れていた。
樽重の没後、住居とアトリエはしばらくは住む人がなかったが、1937(昭和12)年頃から画家の山崎隆夫が住居し、後にその所有者であった白井幸次郎よりアトリエを譲り受け、住居として改装、1962(昭和37)年に神奈川県へ転居するまで、ここで制作を続けていた。1987(昭和62)年、老朽化したアトリエは取り壊されたが、その際に実測した図面と関係者の記憶をもとに、芦屋市立美術博物館の敷地内に復元された。
復元アトリエ内には、樽重の作品のモチーフとして登場する六角テーブル、椅子、ソファー、寝台、人形や愛用のイーゼル、絵具箱、パレットなどの画材のほか、原稿、書簡などの諸資料を展示、一般公開している。」


他にも敷地内には、奈良時代前期の形式を示す 芦屋廃寺 塔心礎 礎石があります。


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