過去旅*神戸から

またリアル旅できるといいな

*A.源平史跡めぐルート*①

↓ 詳細
https://www.city.kobe.lg.jp/documents/29465/sukomai.pdf



「ながたすこやかマイロード」は、長田区役所まちづくり課が発行したウォーキングマップです。
以前は、区役所などで販売していました。

大日寺前 バス停 スタート。

明泉寺・平知章の墓


臨済宗、本尊大日如来。
僧行基が畿内に四十九院を建てたうちの一つで、水不足で悩む農民のために蓮の池を造った行基が、池の源となる苅藻川の水が枯れないように自ら大日如来像を造って祈願したといういわれがあります。
通称大日寺または大日さんと呼ばれ親しまれています。
 ひよどりごえの合戦で兵乱にあい、1351(観応2)年に今の地に再興されました。
源平の合戦では古明泉寺の地に、山越えで来る源氏に備えて平盛俊が陣を張りましたが、鵯越をぬけてきた源氏に寺は焼かれ、盛俊もこの地で討たれました。
生田の森を守っていて討死した平知章をしのんで、同敷地内には心ある郷土史家の手で五輪塔が建てられています。
また、この寺は「牛の寺」ともいわれ、牛の無業息災を祈る風習があって、以前は牛を連れた農家の人達が参っていたそうです。


バス道を南へ道なりに行くと

明泉寺橋を渡ってすぐの商店前の電柱に案内板があります。

平盛俊塚


平盛俊は、北方鵯越から攻め寄せた源義経軍と戦い、この辺りで敗れ戦士した平家の武将です。
剛勇の誉れ高い武将でしたが、猪俣小平六と組み打ちして討たれました。
 石垣をめぐらした約30㎡の敷地内、古いクスノキの木陰に碑が建っています。
 盛俊を討った小平六の石碑は、村野工業高校の西側に建てられています。


                撮影:2014年12月21日