過去旅*神戸から

またリアル旅できるといいな

*大山崎*霧の山裾➀

地図は 最近のものなので、歩いたコースと異なる場合があります。
駅名や建物名などは 当時のまま記載します。
『 』内 文章も当時のまま記載のため、今のものと異なります。


大山崎駅を西へ出て


『離宮八幡宮』


『歴史的名所と豊かな自然が残る大山崎付近の散策は、大山崎駅を起点に北東と北西、西、南西の四方向に散らばります。
まずは、大山崎駅前の旧西国街道を南西へゆっくりと歩いて行けば、すぐに離宮八幡宮に到着します。
司馬遼太郎の『国盗り物語』で一躍有名になったこの神社は、製油発祥の地。
平安時代末頃に荏胡麻油生産が活発化し、中世の頃には『山崎の油座』として栄えました。
現在も境内には油祖神の銅像が建ち、全国の製油メーカーから奉納された製油缶が神前に並べられています。
さらに西には、山城・摂津の国境として、かつては関所が置かれたこともある関大明神があります。 
関大明神からさらに西へ、旧西国街道を進みます。
この道筋は、歴史を感じさせる古い民家も見られる静かなところです。
しばらく行くと右手の山麓にサントリー山崎蒸留所が見えます。』


関大明神


踏切を渡ります。


『サントリー山崎蒸留所』


『利休が茶を点てた名水の里として知られる山崎峡は、樽貯蔵にも理想的な湿潤な風土。
大正12年、日本初の国産ウイスキー蒸溜所としてこの地が選ばれ、以来、多彩なモルト原酒をつくり続けています。
この蒸溜所は見学ができ、製造工程を案内してもらったあとには、ウイスキーの仕込みと同じ水でつくった贅沢な水割りを試飲できるのが楽しみです。』


見学は予約が必要ですが、売店利用はできるので入館しました。


サントリー山崎蒸留所を出て、東へ道なりに進みます。


霊泉連歌講跡碑


つづきます。


撮影:2012年10月8日