過去旅*神戸から

またリアル旅できるといいな

*神戸らんぷミュージアム*②

広いエントランスに入って、エスカレーターを上ると


ミュージアムショップとカフェがあります。


左手のエスカレーターを上って


らんぷミュージアム入口


主に企画展示が行われているエリアで、その先が常設展示になります。


人類最初のあかりである“火”の発見から「篝火」「ひでばち」「松明」などを紹介しています。


灯す知恵として、灯油を使ったあかり、「灯台」、
ユニークな形で知られる「ねずみ短檠」、


江戸時代庶民に親しまれた「行灯」などが


紹介されています。


松ヤニなどから発達し、当時 非常に高価な貴重品であった「和ろうそく」の制作工程を紹介する他、ろうそくを使った灯火器、「燭台」「吊燭台」「提灯」を紹介しています。


あかりのミュージアムウォークでは、居留地の街角をイメージした小さなミュージアムが立ち並んでいます。


これは、マッチ箱絵とマッチで作った汽船


明治維新の文明開化の波とともに、文字通り輝かしい彩りを添えて登場した「石油ランプ」。
西洋の輸入品から、日本の生活に合わせた国産品が登場する過程の紹介やランプとともに登場したガス灯


ランプと競り合った「ガス灯」、近代のあかりの初期の姿として「電笠」「電球」などを紹介しています。


アール・ヌーヴォー芸術を代表するフランスの工芸家エミール・ガレの作品や西洋ランプなどを紹介しています。


ガス灯から電灯へ


明治11年に東京の工部大学校講堂での試験点灯に始まり、明治17年、東京・上野駅にて 白熱電球の初点灯が行われ、続いて明治19年に東京電灯、20年に神戸電灯、21年に大阪電灯、22年に京都電灯が相次いで開業し、電灯の「あかり」は、近・現代の主役となって発展していく様子が順に展示されています。



つづきます