過去旅*神戸から

またリアル旅できるといいな

*橋の科学館*

「明石海峡大橋のすべてがわかる サイエンスミュージアム」


「明石海峡大橋をはじめとする本州四国連絡橋の建設に使われた最高水準の橋梁架橋技術を一堂に集め、わかりやすく紹介したサイエンスミュージアムです。
館内をぐるっとまわれば、パネル・模型や実物模型、最新映像などにより、長い間の夢を可能にした最高レベルの橋梁技術の数々を体験することができます。」


受付カウンターに入って すぐに
テーマゾーン「人・未来・橋」があります。


「親から子へ、夢や希望を託して受け継がれる未来へ。
発展と可能性に満ちた明日に向かって、人々の情熱が創意工夫を生み、科学技術を進化させてきました。
科学技術には、機械や道具だけでなく、血の通った「人」の熱い思いが存在しています。
テーマゾーンの光球と虹は、このような科学技術を引き継いでいく「径(みち)」をシンボリック表現しています。」


明石海峡大橋・模型


「超長大吊橋・明石海峡大橋の実現
本州と四国をむすぶ ”夢の懸け橋” 実現へ向けて海峡橋梁技術はめざましい進化をとげました。
とりわけ、明石海峡は、幅4mと広いうえに潮の流れが速く、深い水深、強固でない支持地盤といった厳しい自然条件の克服、また、多くの船舶が航行する海上交通の要衡でもあるため、航路幅を確保しながらの工事・環境保全と言った社会条件も克服する必要がありました。
長い時間をかけ、充分な調査と技術的検討を重ね、暴風や大地震に耐えられる設計、海中工事の施工技術、軽くて強い材料や構造の開発により これらの課題を解決し、世界に誇る超長大吊橋明石海峡大橋が実現しました。」


来島海峡大橋・模型 1:1200


40mの風洞実現模型
(風洞試験に使われた全橋模型を苦衷スペースに展示)


「世界最大の中央支間長1,991mの明石海峡大橋は、高度の耐風安定性が必要とされるため、長さ40m(実物の1/100)の模型を使って風洞試験が繰り返し行われました。
橋の科学館でな、実際の橋の動きに限りなく近い材質(橋桁:カーボン、主塔:木、骨格:鉄鋼)を使用して製作された風洞試験実験模型を空中スペースに展示しています。
本風洞模型では、1日5回、風速60m/秒を想定した桁たわみシミュレーションが行われるようになっています。」


世界一の吊り橋ができるまで
(構想から完成まで夢が実現していく工程をわかりやすく紹介)


「世界最大の吊橋・明石海峡大橋のできるまでを、写真やパネル、模型、実物サンプルなどで紹介したコーナーです。
入り口から館内をぐるっとまわると、計画から調査・設計・下部工・上部工までの工事記録や技術開発などが分かりやすく学習できるようになっています。
また、それぞれの箇所に設置されたビデオモニターでは工事記録が映し出され、興味深く橋を知ることができます。」


ライブラリーコーナー


本州四国連絡橋のいろいろな疑問にクイズ形式で答えたり、3つのルートそれぞれの観光スポットが紹介されています。


明石海峡大橋のケーブル照明を点けたり、色を組み合わせたりできます。


「200インチの大型スクリーンでは、世界最大の吊橋明石海峡大橋の建設記録(天空のみち)と、人々の活動を担ってきた興味深い橋(橋の旅)を、30分間隔で交互に上映しています。
すばらしい色彩と映像で構成した立体映像をお楽しみください。
上映の合間には、ギャラリーに展示された本州四国連絡橋の写真や詩を楽しむことができます。」


3Dメガネ


橋の模型を組み立てることによって、その構造を体験できます。


他にも、世界の長大橋のパネル展示や、
本州四国連絡道路3ルート「神戸・淡路・鳴門自動車道」、「瀬戸中央自動車道(瀬戸大橋)、「西瀬戸自動車道(しまなみ海道)」の紹介や それぞれの地域の観光及び自然スポットをパネルとビデオで見ることができます。


本四道シンボルキャラ「わたる」くん


明石海峡大橋


下から見上げた明石海峡大橋の先に淡路島


橋の科学館


次は、「こうべ環境未来館」です。