過去旅*神戸から

またリアル旅できるといいな

*千里山*千里の丘陵を行く➀

地図は 最近のものなので、歩いたコースと異なる場合があります。
駅名や建物名などは 当時のまま記載します。
『 』内 文章も当時のまま記載のため、今のものと異なります。

千里山駅を東へ


桜並木を通ります。
(工事中でした)


千里第二幼稚園の前を東へ進みます。


『愛宕神社』


『千里山駅を出たら、東方面へ続く桜並木に沿って歩きます。
千里山は昔、丘が連なり、その起伏に99の谷があるといわれたことから、千里山と呼ばれるようになったそうです。
千里山第二幼稚園の前のY字路を右にはいると、愛宕神社まで静かな道が続きます。
住宅街から田園地帯へと、徐々に移り変わる風景を楽しみながら、ゆっくり歩いていくと、左手に愛宕神社の鳥居と階段が現れます。
小高い丘になっている境内から見晴らしをしばらく楽しみながら、一息入れます。』


さらに東へ


『伊射奈岐(いざなぎ)神社』


『愛宕神社から、民家が建ち並ぶ路地をたどり、急な階段を上りつめると、国生み神話でおなじみのイザナギノミコトをまつる伊射奈岐神社。
伊勢斎宮皇女倭姫命の教示によってこの地に祀ったのが始まりとされ、春日明神、奥の宮などとも呼ばれているところです。』


南へ進んで、『佐井寺』


『伊射奈岐神社の南にあるのが佐井寺、通称山田寺とも呼ばれる真言宗の寺です。
寺伝によると、『西遊記』で有名な三蔵法師について修行した道昭が、676年に薬師如来を本尊として創建し、三世の行基が中興、かつては延暦寺・清水寺・東寺にも匹敵する大寺で、朝廷が命じる公家の恒例の読経を行う、寺格の高い二十一ヵ寺の一つだったそうです。
また山は水に乏しかったのですが、行基の祈祷によって、吹田三名水の一つに挙げられている佐井の清水が湧水したともいわれています。
 応仁の乱による焼失などで、現在は本堂と庫裡を残すだけとなってしまっていますが、境内は地元の老人の奉仕によっていつも美しく掃き清められ、人々の信仰のあつさがうかがえます。』


南へ進んで信号を右折すると、佐井寺地区公民館


つづきます。


撮影:2012年6月24日