*いそかぜのみち* ①
出典:神戸市HP
山陽月見山駅の前の道標を西へ
「㉗ 松風村雨堂」
須磨へ流された在原業平が887(仁和3)年 わび住まいをしていた時、浜辺で
姉妹に出会い、松風、村雨と名付けました。
3年後2人は京へ帰る行平との悲しい別れの後、ここに庵を結び、行平の無事を
祈ったといいます。
「㉘ 離宮道」を上がって道標
須磨離宮公園の正面から、南に下っている離宮道は、松並木の個性的な街路で、
石垣や堀など海に向かって一列に並ぶ様は、一見の価値があるスポットです。
この道標を西に入る
途中 「㉙ 綱島天満宮」があるのですが、立ち寄っていません。
日本二十五社のひとつ。
菅原道真が九州に左遷された際、風波を避けて須磨へ一時上陸され、土地の漁師たちは
美しい松の木の下に大きな魚網で円座を作り、その上に休息させました。
後に道真は天満神社として祭られ、979(天元2)年 ここに天満宮が創建されたと伝え
られています。
堂谷池
須磨霊泉
交番の前に
案内板
北へ行くと 「㉚ 須磨寺」がありますが、ここにも立ち寄ってません。
886(仁和2)年創建。
正式には福祥寺といい、毎月、20日21日の「お大師さん」の日は大勢の人で
にぎわいます。
本堂内の室町期の宮殿・仏殿や十二面観音など重要文化財も多く、境内には源平に
まつわる史跡・遺品や句碑・歌碑も多数あります。
西の坂を上がると道標があり、南へ
関守稲荷神社を西へ
山陽須磨駅の高架下をくぐります。
つづく
※ 写真は 2013年5月5日のものです。