過去旅*神戸から

またリアル旅できるといいな

*嵐山*過ぎ去りしロマンを訪ねて-小倉池・化野コース②

大河内山荘

庭園入口 中門


山荘内は 全て順路が決まっています。


順路に従って進みます。


京都が一望できますし


手入れが行き届いたお庭は最高です。


入山荘時にいただいたパンフ(庭園の絵葉書付き)には


<国指定文化財 大河内山荘
 大河内山荘は百人一首で有名な小倉山の南面に、時代劇の名優大河内傅次郎(1989~1962)が、昭和6年(34歳)から64歳で逝去するまでの、30年の歳月にわたり、消えることのない美を求めて、こつこつと創りあげた庭園でございます。
庭は回遊式借景庭園で、数多くの松、桜、楓などが四季を彩り,大乗閣からは朝な夕な七色に変化する嵐山、霊峰比叡山が仰がれ、徒然草にゆかりの双々丘につらなる古都の風光が見られます。
また茶屋、滴水庵を少し登ると保津川の清流が眼下にみえ、これらは大河内が生涯求めてやまなかった禅の境地とでも申しましょうか、皆様にも是非この興趣を楽しんでいただければ、幸甚と存じます。>


と書かれています。


持仏堂


《山荘の全ては此処から始まりました。
1931年(昭和6年・34歳)すでに大スターだった傅次郎は、関東大震災(1923年・大正12年・27歳遭遇)からの念願であった持仏堂を建て、撮影の合間にここで念仏し、瞑想し、静寂を得たことで、映画つくりから庭造りに芸術性を見出し、滴水庵の庭から、大乗閣の庭へと、逝去(1962年・64歳)するまで創作にあけてくれます。》 立看板より


秋には 庭が真っ赤に染まるんでしょうね。


滴水庵


先に行けない小径もあります。


向こうの山には 大悲閣 千光寺が見えます。


保津川の開削工事で亡くなった方と その関係者の菩提を弔うために二尊院の僧が建立したそうです。


さらに歩くと


市街を一望できる月香亭


京都タワーが見えます。


つづきます。


撮影:2010年5月1日