過去旅*神戸から

またリアル旅できるといいな

*淡路市北淡歴史民俗資料館*①


「ふれてみよう! ふるさとの歴史と文化


淡路市北淡は淡路島の最北端に位置し、東西20kmにわたる帯状にあり、明石海峡、播磨灘を隔てて本州と相対しています。
中央には淡路島三山の秀峰・常隆寺山があり、北淡には花こう岩層と大阪層群の境に野島断層があります。
この淡路島北淡には数多くの文化遺産が残されています。


育波堂の前遺跡、舟木遺跡などの多くの遺跡、また万葉の歴史を秘めた浅野の滝や野島などがあります。
さらに平安時代創建と伝えられる常峰寺をはじめとする多くの寺院では、古代・中世の仏像が多く残っています。
民俗行事も市内各地で守り伝えられていますが、時代とともに消滅していくものもあります。


淡路市北淡歴史民俗資料館は、これらの貴重な資料を収集・展示し、市民の皆様をはじめ広くふるさとの歴史と文化に触れ、親しんでいただく施設として昭和50年1月にオープンしました。


資料館の施設は保存館・展示館・収蔵館の3棟です。
保存館は江戸中期の農家の主屋(兵庫県指定重要有形民俗文化財)を移築復元したもので、衣・食・住・行事等の民俗資料を展示しています。


展示館では日本有数の量のタコツボをはじめ、歴史・民族資料を展示しています。
収蔵庫では市内出土の土器を保存・展示しています。」


展示館310㎡・収蔵館344㎡・保存館147㎡ 広い施設に所狭しとたくさんの物が展示されています。


戦中の貴重な水筒や軍服なども展示されているかと思えば、平成版の炊飯器があったり…
とても楽しい展示になっています。



つづきます