過去旅*神戸から

またリアル旅できるといいな

*日本真珠会館 建築見学ツアー*⑤

肩肘の椅子
左のみ肘掛けがあります。


館内には いくつかのアトリエがあります。

こちらは 設計した光安義光氏の孫にあたる 光安義博氏のオフィスです。


廊下の窓の開き方も素敵です。


お手洗いの上ガラスも 今では手に入らない貴重なものです。


お手洗いの作業用洗面台には 東洋陶器(現:TOTO)の刻印があります。


現存しているのは とても珍しいそうです。


つづきます

*日本真珠会館 建築見学ツアー*④

館内エレベーターの動力部分


現存が珍しい上、見学させてもらえるのは貴重です。


エレベーターの押釦もレトロです。


給湯室


小さなエレベーター (食品運搬用)
右にある丸いものは 伝声管です。
声が よく伝わるので便利なんだそうです。


階段を下りると


テラスが見えます。


肩肘の椅子



つづきます

*日本真珠会館 建築見学ツアー*③

4階
今でも 真珠交歓会が行われています。


窓から見える螺旋階段


外から見ると こんな感じですが、
急で幅がない階段なので実用ではないとのこと。


恐らく デザイン重視であり、一日中室内で過ごす人たちのための日時計的な役割をはたしていたのではないかと推測されていました。


外廊下の奥に 階段がありますが、老朽化のため使用不可


屋上に行くことができるが 老朽化のため使用不可


館内の階段は、一段の高さや幅が 最も上り下りに適した長さになっている。


手すりは接ぎ木ではなく、曲げ


エレベーターの動力部分



つづきます

*日本真珠会館 建築見学ツアー*②

見学ツアーまで 時間があったので


神戸市役所1号館24階展望ロビーへ

(現在 休館中)


北側に見えるのは 六甲山


南側 海の先は ポートアイランド


庁舎の南には東遊園地があり、ルミナリエの会場になっています。


西側 (明石方面)


東側 (大阪方面)


東遊園地に下りて、昼のルミナリエを見学


日本真珠会館の4階から 見学ツアー開始です。


主催側の たくさんの記録を残してほしいという意向に従い、たくさん撮影させていただいました。


窓の鍵、差し込みするタイプです。
懐かしいですね。 



つづきます

*日本真珠会館 建築見学ツアー*①

日本真珠会館の建築見学ツアーに参加してきました。



日本真珠会館は、兵庫県庁舎や旧兵庫県立美術館などを設計した光安義光氏による建物です。
1952年に建築、阪神・淡路大震災による被害は ほとんどありませんでした。


旧居留地東側のフラワーロード界隈は、甚大な被害を受けた場所です。
にもかかわらず、コンクリートの亀裂はおろかタイル一枚も割れなかったそうです。


ただ 老朽化のため、建替が決まっています。
その前に 記憶に残してもらおうと見学ツアーが実施されました。


館内にある 神戸パールミュージアム
一万粒のパールを使用した パールツリー


パールツリーの先端部
手作業で2か月もかけて作られたそうです。


12月ということもあって 普段 展示しないような高級パールも展示されています。


黒と白のパールをカットして合わせた斬新なものや
(真珠は自然に形作られるので、同じ形のものを見つけて合わせるのは 非常に大変なんだそうです)


敢えて 自然のフォルムを活かしたもの


この指輪も 自然な形なので歪です。


ティアラを被ることができます。


このネックレスも着用できます。
(どちらもイベント期間のみ)


明治時代に日本において真円真珠の養殖技術確立後、今日に至るまでの100年の歩みを模型や実物で解説している常設展示




つづきます