過去旅*神戸から

またリアル旅できるといいな

*湊川隧道*①

湊川隧道とは、とは、会下山(えげやま)を貫通している 河川トンネルのことです。


湊川隧道公式WEBサイト 悠久の時を経て、現代に残る神戸の近代化産業遺産


月に一回 一般公開されており、隧道内ではミニコンサートが開催されています。
11月は、「土木の日」に因んで、通り抜けができます。


神戸電鉄 湊川駅を北へ5分ほど進むと 熊野橋があります。
そこから 川沿いを西へ行った突き当りに、入り口があります。


入ってすぐ、写真とともに湊川隧道についての説明が展示されています。


神戸市兵庫区に位置する標高85mの会下山をくり抜いた 我が国初の近代河川トンネルとして、1901年(明治34)8月に竣工しました。


兵庫区には、神戸における「明治の近代土木遺産」が 3つあります。
烏原(からすはら)貯水池・ 兵庫運河・ 湊川隧道


中は ほどよい灯りがあるので、懐中電灯がなくて歩けます。


内部は 煉瓦造りのトンネルで、高さ・幅 7m、長さ約600m。
当時、世界でも最大規模で レンガの個数450万個もあるといわれています。


築造当時の石畳を歩きます。


竣工は、ツルハシやノミなど手堀作業で行われ、隧道内壁は 煉瓦覆工が施され、側壁は イギリス積み、アーチ部分は長手罪となっています。


なぜ 湊川隧道を歩けるのかというと、阪神・淡路大震災により 湊川隧道は被災、新湊川トンネルを建設するために、湊川隧道の両抗門工は 消滅することになりましたが、新湊川トンネルの両抗門工に湊川隧道の扁額を再使用し、抗門もイメージ復元することで残せることになりました。


そして 「湊川隧道保存友の会」の活動により 一般公開されています。


(入口側に)振り返ると こんな感じです。


急に 近代的な感じになり、転流抗に入ります。


階段を上ると


新湊川トンネルへと繋がります。


撮影:2014年11月16日