過去旅*神戸から

またリアル旅できるといいな

*梅田*レトロ梅田コース②

『お初天神』

『太融寺から まっすぐ西へ。
”お笑いの吉本”で有名な うめだ花月の角を東へ入っていくと、賑やかなお初天神通りに出ます。
この通りの先にあるのがお初天神。
正式には露天神社と言い、遊女お初と徳兵衛の道行を語る、近松門左衛門作の人形浄瑠璃「曾根崎心中」の舞台となったところです。
平日の昼間でも、移動中のビジネスマンが手を合わせていく姿をよく見かけますが、境内は梅田の繁華街のまん中にいることをつい忘れさせるような、静かな空気に包まれています。』


※うめだ花月は閉館しています。


東へ進み、梅新東交差点の歩道橋を南へ渡ります。


道標を東へ曲がります。


老松通りへ


信号のある交差点を左折して、天満警察署


鉾流橋(堂島川)を渡ります。


『中央公会堂』


『お初天神を出て、梅新東の歩道橋を渡り、書画骨董の街と呼ばれる老松通りに入ります。
ここまでの賑やかな街と違い静かな雰囲気の通りには、ギャラリー、古美術店、雑貨店などが並びます。
素敵な器や民芸品を眺めながら歩いていると、不思議と気分が和んできます。
鉾流橋で堂島川を渡ると中之島のシンボル・中央公会堂があります。
ネオ・ルネッサンス様式の緑青のドームと赤レンガが美しいこの建物は日曜画家たちの絶好のモチーフになっています。
館内にはレストランもあり、ここで一息入れるのもいいでしょう。』


『東洋陶磁美術館』


『公会堂の正面玄関の向かいに建つのが大阪市立東洋陶磁美術館。
大阪市が世界的に有名な「安宅コレクション」を、住友グループ21社から寄贈されたことを記念して設立した陶磁専門の美術館です。
館蔵品は、「安宅コレクション」の中国陶磁・韓国陶磁を中心に、国宝の2点、重要文化財13点を含む約2700点に及び、東洋陶磁のコレクションとしては世界第一級の質を誇ります。
中之島公園の緑豊かな環境と調和した建物は、世界で初めての試みである自然採光ケースや、陶磁器の性格に合わせて天井の高さを変えるなど、やきものの美を引き出すための様々な創意工夫がこらされています。』


『 』内 文章は当時のまま記載のため、今のものと異なります。


つづきます。


撮影:2011年9月19日