過去旅*神戸から

またリアル旅できるといいな

*烏丸*北へ南へ名所を訪ねる-本願寺・東寺コース②

ひと・まち交流館の前を通り、上珠数屋町通に入ります。


『渉成園』


『東本願寺の別邸であるここは、からたちを周囲にめぐらせたことから枳殻(きこく)邸とも呼ばれています。
東山を借景にして、印月池(いんげつち)を中心に据えた池泉。
遊式の庭園は、石川丈山の作。
四季折々の花に彩られ、いつ訪れても風雅な趣をたたえています。』


法蔵館書店


信号を渡って、『東本願寺』


『渉成園を出て、仏教書や数珠、仏壇など仏教関係の専門書が軒を連ねる細い道を西へ向かえば、東本願寺。
ここは、全国に九千の末寺を従える浄土真宗大谷派の本山です。
かつて、本願寺の勢力を懸念した徳川家康が、勢力を二分させて東の地にも本願寺を創建して以来、西本願寺に対してこの寺は『お東さん』の愛称で庶民に親しまれています。
 見どころは、京都三大門の一つである御影堂門と門正面の御影堂。
火災によって失われた伽藍を明治になって再建した御影堂は、九二七畳敷きの大広間を持つ世界最大級の木造建築です。
建造の際に女性信者らが自らの髪を集めて綱に編んで寄進した資材運搬用の『毛綱』は、いまも一部が廊下に残っています。』


堂内には こんな看板がありました。


東本願寺を出て、新町通を南へ折れ、


金賽寺の前を西へ進みます。


『西本願寺』


『新町通から正面通を西へ進めば西本願寺があります。
こちらは、豊臣秀吉によってこの地に移された浄土真宗本願寺派の本山。
国宝や重文の建物が多いことでも知られています。 
西本願寺を抜け、洋風建築の先駆けとなる建物として重要文化財に指定されている龍谷大学本館の横を通り、平安建都千二百年を記念してつくられた梅小路公園へ向かいます。』


『 』内 文章は当時のものを記載していますので 今のものと異なります。


はめ絵看板。


つづきます。


撮影:2013年2月3日